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Frontrend-Nagoyaでスピーカーしてきた

凱旋公演というか

6/21にFrontrend-Nagoyaがあり、名古屋を飛び出し東京へ行った僕は、半年後にスピーカーとして凱旋できたという話です。 やっぱり名古屋は良い。スガキヤとかすごく良い。

話したこと

サイバーエージェント(というかAmeba)で運営しているゲームの開発において、運用に対する考え方や使う技術やツールの選定、といった所をお話させていただきました。 正直私が外にいたころも「どういうことやってんだろう」って思ってたこともあるので、逆に自分がアウトプットすると面白いんじゃない的な。 スライドはこちらです:

確実に変わった意識と思考

東京にきて半年になるんですが、自分の中で色々と意識が変化しているのを富に感じます。 フロントエンドは流行り廃りが早いと口を揃えて言いますが、じゃあ新しいものをキャッチアップし続けるの?というのは少し懐疑的な部分もあると個人的には思っています。(古い人間だ、と言われればそうかもですが) この辺りはフロントエンドに携わる方の宿命のようにも感じますし、それを実戦投入するのはそれはそれでまた色々なハードルがあったりするものですよね。

少しは保守的でもいいんじゃない?

私はあえて立ち止まったりしています。日々新しいものができて、使われて、流行らなくなって、残るのは負債というメンテナンスしづらいコード。 それを触るのもやっぱりフロントエンドエンジニアだったりして、そこには矛盾があるのではないかと。

ってわけで、今回はそういったレガシー化していくコードの改善への取り組みや、属人化の低減といった、やや保守的なトピックをお話させていただきました。 Twitterでは同じく悩みを抱えておられる方もいらっしゃるようで、フロントエンドの華やかさはあくまで一つの側面でしかない、と再認識したり。

新しいことを追い求める人も必要だけど、最後に言ったように流行のきらびやかな光で見えなくなりがちな普遍的な技術を追求する人もいていいんじゃないかなって思います。

まとめ

少々ネガティブなことを書きましたが、フロントエンドの技術が多様化するなら、エンジニアも多様化していいと思います。 特に私はそういう基礎ロジックの考え方とか、コード効率やメンテナンス面から見たトータルアプリケーションの美しさとかにほあぁ〜ってなるようなので、 個人的にはそういう方面の啓蒙をしていきたい次第です。

改めてこのような機会を設けてくださったhtml5nagoya運営のみなさん、参加頂きましたみなさん、ありがとうございました! また名古屋で会いましょう!